WWFサンゴ礁保護研究センター
(白保さんご村)
吹通川のマングローブ林
養殖シャコ貝(ギーラ)
沖縄県水産海洋研究センター
研究会
WWFサンゴ礁保護研究センター
手作りの白保郷土料理
復元された魚垣(カチ)
第3回フィールド研究会報告
第3回フィールド研究会
平成21年9月5日(土)〜9月8日(火)
場所:環境省サンゴ礁モニタリングセンター・WWFサンゴ礁保護研究センター
石垣島での第3回フィールド研究会は、サンゴ礁保全や水産資源管理に取り組むレジデント型研究機関・研究者とステークホルダーの皆さんに、活動を紹介して いただきました。行政組織の研究者による知識生産と活用、土着的知識と科学的知識の相互作用、ステークホルダーによるエコツーリズムの活用などについて、 活動報告と議論を行いました。
9月5日(土)
●開会挨拶・研究会のねらいとロジスティクス
研究開発代表者 佐藤 哲(総合地球環境学研究所)
●研究会(1) 水産資源管理と自然再生
鹿熊信一郎(沖縄県八重山支庁農林水産整備課)
「サンゴ礁保全・再生への取り組み(サンゴ移植を中心に)」
太田格(沖縄県水産海洋研究センター)
「八重山サンゴ礁海域の水産資源の現状と資源の取り組み」
9月6日(日)
●エコツーリズム視察と地域住民の方との交流
白保サンゴ礁スノーケリング視察
WWFサンゴ礁保護研究センター・白保日曜市見学
(有)石垣島観光・カヌーによるエコツーリズム視察
白保魚湧く海保全協議会との交流
白保郷土料理試食と地域のステークホルダーとの交流
白保魚湧く海保全協議会メンバーとの交流
9月7日(月)
●視察
沖縄県水産海洋研究センター、川平湾サンゴ礁、新石垣空港建設現場
新石垣空港建設現場(2013年供用開始予定)
●研究会(2) レジデント型研究機関
牧野厚史(琵琶湖博物館)
「レジティマシー(正当性)概念とレジデント型研究機関」
上村真仁(WWFサンゴ礁保護研究センター)
「レジデント型研究機関における在来知の収集と地域における活用
石垣島白保でのコミュニティ主体のサンゴ礁保全におけるWWFの役割」
佐川鉄平(WWFサンゴ礁保護研究センター)
「知識ユーザーとしての地域社会を意識したサンゴ礁研究」
三上光一(長野大学環境ツーリズム学部)
「レジデント型研究機関による地域環境情報の集積と発信:
キョロロと長野大学の取組」
清水万由子(長野大学環境ツーリズム学部)
「地域内ネットワークのハブとしてのレジデント型研究機関」
9月8日(火)
●研究会(3) エコツーリズム
家中茂(鳥取大学地域学部)
「セッションの狙いと講演者の紹介」
谷口洋基(AMSL阿嘉島臨海研究所)
「慶良間諸島の海洋保護区管理とサンゴ礁研究」
垣花薫(あか・げるまダイビング協会)
「慶良間諸島諸島サンゴ礁の保全と活用:エコツーリズム推進法の役割」
家中茂
「解題:エコツーリズムに見る社会関係の中の自然資源利用と知識の流通」
参加者
佐藤 哲 (総合地球環境学研究所) 鎌田 磨人 (徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部) 家中 茂 (鳥取大学地域学部) 松田 裕之 (横浜国立大学環境情報研究院) 牧野 厚史 (滋賀県立琵琶湖博物館) 高橋 一秋 (長野大学環境ツーリズム学部) 三輪 信哉 (大阪学院大学国際学部) 鹿熊 信一郎 (沖縄県八重山支庁農林水産整備課) 上村 真仁(WWFサンゴ礁保護研究センター) 白川 勝信 (芸北高原の自然館) 澤田 俊明( [有]環境とまちづくり、及びNPO法人コモンズ) 垣花薫(慶良間海域保全連合会) 与儀 正(八重山漁協) 太田格(沖縄県水産海洋研究センター) 佐川鉄平(WWFサンゴ礁保護研究センター) 三上光一(長野大学環境ツーリズム学部) 谷口洋基(AMSL阿嘉島臨海研究所) 清水万由子(長野大学環境ツーリズム学部)
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